動物取扱業になるために必要な資格を徹底解説!ペットシッター士と愛玩動物飼養管理士2級の比較

こんにちは、ジョブドックを目指すうぉんちゅーです🐶。
今日は「動物取扱業になるために必要な資格」について深掘りします。自分自身、ペットシッター士と愛玩動物飼養管理士2級で迷った経験があり、同じように悩んでいる人に少しでも参考になればと思い、今回のブログを書きました。

結論から言うと、どちらの資格も大切ですが、あなたが「どんな形で動物と関わっていきたいのか」によって選ぶべき資格は変わってきます。


動物取扱業とは?まず押さえるべき基礎知識

日本でペット関連の仕事を事業として行う場合、必ず「動物取扱業」の登録が必要です。これは動物の販売・保管・貸出・訓練・展示・繁殖などを行う際に義務付けられています。

登録するためには「動物取扱責任者」を置く必要があり、この責任者になるための要件のひとつに所定の資格を持っていることがあります。

動物取扱責任者になる条件

  • 半年以上の実務経験
  • 獣医師・動物看護師などの国家資格
  • 指定されている民間資格の取得(例:愛玩動物飼養管理士)

つまり資格は、単なる勉強ではなく動物取扱業を始めるための切符ともいえる存在です。


代表的な資格① 愛玩動物飼養管理士2級

日本愛玩動物協会が主催する動物資格で、動物取扱責任者の資格要件として全国で認められています。

対応できる業種

  • 保管(ペットホテル・トリミング)
  • 展示(動物カフェ・動物園など)
  • 販売(ペットショップ)
  • 繁殖(ブリーダー)
  • 訓練(ドッグトレーナー)

つまり、この資格ひとつでほとんどの動物取扱業に対応可能です。受講料も32000円程度で、独学でも十分学べる点もメリットです。

メリット

  • 全国どこでも通用する
  • 複数の動物取扱業に対応できる
  • 通信講座中心で学習しやすい
  • ペットに関する基礎知識を幅広く学べる

デメリット

  • 試験が年2回しかない
  • 実務スキルを学ぶというよりは座学中心

自分がこの資格に魅力を感じたのは、比較的安価で幅広い業種に対応できる点です。将来、ジョブドックで「犬カフェ」も「ドッグラン」も「セラピードッグ活動」もやりたい自分にとって、相性が良いと感じました。


代表的な資格② ペットシッター士

日本ペットシッター協会が認定している資格です。特に「ペットシッター業」で動物取扱責任者を目指す場合に有効です。

対応できる業種

  • 保管(ペットシッター・ペットホテル)

愛玩動物飼養管理士に比べると対応範囲は狭いですが、逆にペットシッター特化型の実務に直結する学びができるのが強みです。

メリット

  • 実務に近い知識が得られる
  • 受講中に他の資格取得と併用でき、免除制度もある
  • 通信講座と実地講習の組み合わせで、実践的に学べる

デメリット

  • 対象業種が「保管」に限定される
  • 費用がやや高め(7〜10万円程度)

自分はこの資格を受講中に「他の資格と並行して取れる」「免除制度で取りやすい」という説明を受け、正直かなり揺れました。
ただ、ジョブドックの将来を考えた時、ペットシッターだけでなく展示・販売・繁殖にも対応したい気持ちが強く、最終的には愛玩動物飼養管理士を選びました。


その他の関連資格

動物看護師(国家資格)

動物病院で働くなら必須。ただし動物取扱責任者として認められるものの、取得には専門学校+国家試験が必要。

ドッグトレーナー認定資格

訓練に特化した資格。民間団体ごとに基準が異なるが、訓練業を目指すなら有効。

ブリーダー向け資格

犬種団体が独自に認定している資格もあり、繁殖・血統管理に強い。


ペットシッター士と愛玩動物飼養管理士2級の比較まとめ

資格名対応業種費用目安特徴
愛玩動物飼養管理士2級保管・展示・販売・繁殖・訓練約5〜6万円幅広い業種に対応、全国で通用
ペットシッター士保管のみ約7〜10万円ペットシッター特化、実践的

資格の選び方は、あなたが将来どんな動物取扱業をやりたいかで決まります。
「幅広くやりたい」なら愛玩動物飼養管理士、「ペットシッターに集中したい」ならペットシッター士が最適です。


うぉんちゅーの選択と「おさま」の理念

自分が最終的に選んだのは愛玩動物飼養管理士2級でした。理由はシンプルで、
ジョブドックの理念「犬が人のために、人が犬のために、おさまであること」を実現するためには、幅広い業種をカバーできる資格が必要だったからです。

もちろん、ペットシッター士にも大きな魅力がありましたし、今後スキルアップのために取る可能性もあります。資格はひとつだけで完結するものではなく、組み合わせることで自分の強みになると感じています。


まとめ:資格は「ゴール」ではなく「スタート」

動物取扱業の資格は、取得した瞬間にゴールではありません。むしろそこから始まるものです。
資格はあくまで「入口」であり、本当に大切なのは犬や動物たちと一緒に過ごし、お互い様(おさま)の関係を築いていくことだと、自分は強く思います。

もしあなたが今、資格選びに悩んでいるなら――
「自分が将来、どんな動物とどんな風に関わりたいか」
この一点を大切に考えてみてください。

資格は夢を叶えるための武器。ジョブドックもその第一歩を踏み出しました。
次回は「実際の勉強スケジュールと効率的な学び方」を紹介します!

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